浮足になる(読み)うきあしになる

精選版 日本国語大辞典 「浮足になる」の意味・読み・例文・類語

うきあし【浮足】 に なる

  1. 戦いなどで負けそうになって、今にも逃げ出そうとする。逃げ腰になる。浮足立つ。
    1. [初出の実例]「小田垣等が兵色めき浮足に成を見て」(出典:播州佐用軍記(1658‐61頃)下)
  2. (不安や期待などで)落ち着かない状態になる。
    1. [初出の実例]「何もかも浮足(ウキアシ)になって一寸(ちょい)とも落付かぬ」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉大阪修業)

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