海参/熬海鼠/煎海鼠(読み)イリコ

精選版 日本国語大辞典の解説

かい‐じん【海参】

〘名〙 海鼠(なまこ)のはらわたを取り去り、ゆでて乾かしたもの。いりこ。かいさん。
※霞亭生涯の末一年(1920‐21)〈森鴎外〉一四「何卒乍御面倒参二朱にても百疋のにても早々御世話可被下候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の海参/熬海鼠/煎海鼠の言及

【いりこ(煎海鼠)】より

…現在ではおもに中国料理に用いられるが,古くは日本でも重要な食品で,《令義解(りようのぎげ)》にその名が見え,《延喜式》によると若狭以下6ヵ国から貢納されていた。中国では海参(ハイシエン)というが,これはチョウセンニンジンに似た薬効があるとされたことによる。製法は内臓を抜き去り,希薄食塩水で1時間ほど煮熟して放冷し,天日または火力で乾燥する。…

※「海参/熬海鼠/煎海鼠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

在職老齢年金

就業している高齢世代にも一定の年金を支給する制度。2004年の年金改正で、就労を阻害せず、働くことに中立な仕組みにするため、60歳代前半の人には厚生年金(定額部分も含む)の一律2割カットの仕組みを廃止...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android