海栗島

デジタル大辞泉プラス 「海栗島」の解説

海栗島

九州韓国の間の対馬海峡に浮かぶ島、対馬島北端鰐浦の北約1キロメートルに位置する島。「うにじま」と読む。面積約0.09平方キロメートル。長崎県対馬市に属する。明治時代に旧陸軍の無線基地が置かれ、現在も航空自衛隊のレーダー基地が設置されているため、通常一般人は立ち入ることができない。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の海栗島の言及

【上対馬[町]】より

…漁業以外では杉,ヒノキの造林,シイタケ,肉用牛の生産が盛ん。国境の町のため海栗(うに)島には航空自衛隊レーダーサイト,鰐浦には海上自衛隊上対馬警備所と海上保安庁トーキング・ビーコン局,比田勝北東部の権現山にはロラン局,舟志湾には東洋一の電波灯台がある。海岸線は壱岐対馬国定公園の一部で,鰐浦ヒトツバタゴ自生地は天然記念物。…

※「海栗島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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