海渠(読み)カイキョ

デジタル大辞泉 「海渠」の意味・読み・例文・類語

かい‐きょ【海×渠】

海岸線にほぼ直角に走る海底凹地断層などによって形成され、陸地に食い込んだ深い湾となる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「海渠」の意味・読み・例文・類語

かい‐きょ【海渠】

  1. 〘 名詞 〙 海岸線にほぼ直角に走る海底の凹地。日本近海には多く、東京湾口、黒部川河口などにある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「海渠」の解説

海渠

大きな窪み,または窪んでいく部分陸棚または島棚中に突入して海岸線にやや直角に走る裂溝.河口にある谷状の盆地をいう[渡辺編 : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android