海漫漫(読み)かいまんまん

精選版 日本国語大辞典 「海漫漫」の意味・読み・例文・類語

かい‐まんまん【海漫漫】

  1. [ 1 ] 〘 連語 〙 ( 「漫漫」は形容動詞タリ活用 ) 海がはてしなく広いさま。
    1. [初出の実例]「海漫々 童男丱女舟中老 とこわかのくすりたづねにいでしかどおいのなみたつふなぢなりけり」(出典:成仲集(1182))
    2. 「南を望めば、海漫々として、雲の波煙の浪ふかく」(出典:平家物語(13C前)二)
  2. [ 2 ] 中国、唐の白居易がつくった新楽府(しんがふ)の一編。海原をこえて蓬莱山に不死の薬を求めさせた秦の始皇帝や漢の武帝を批判した歌。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む