海筍(読み)うみたけ

精選版 日本国語大辞典 「海筍」の意味・読み・例文・類語

うみ‐たけ【海筍・海笋・海茸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うみだけ」とも ) ニオイガイ科の二枚貝。本州中部以南の内湾泥中に深くもぐってすみ、特に有明海に多産する。殻長約六センチメートルの長楕円形で著しく薄く、表面は淡黄褐色で、まばらにとげがある。水管は黒く、のばすと約三〇センチメートルにもなり、そのさまは竹の子に似る。うみたけがい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android