海老鎖(読み)えびじょう

精選版 日本国語大辞典 「海老鎖」の意味・読み・例文・類語

えび‐じょう ‥ジャウ【海老鎖・海老錠ヂャウ

〘名〙
門扉かんぬきなどに差す錠で、エビの腰のように半円形に曲がったもの。えびかぎ。えび。
四河入海(17C前)一〇「えびじゃうを入るるやうにをろすを云ぞ」
巾着(きんちゃく)の形をした、持ち運びのできる錠。半円形に曲がったボルト本体の穴に差し込んで締め、鍵で開けるもの。南京錠(なんきんじょう)。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android