最新 地学事典 「海食準平原」の解説
かいしょくじゅんへいげん
海食準平原
marine peneplain ,marine peneplane
W.M.Davis(1896)やD.W.Johnson(1919)らが考えた海岸地形発達の系列(海食輪廻)のうち,海食によって形成される終末地形。正規輪廻の準平原よりも平坦で,大陸の縁辺部に分布。アパラチア山地北部,インド西海岸,ノルウェーのStrandflatなどが海食準平原の可能性を論じられた。広い海食面の形成には,長期でかつ緩やかな海面の相対的上昇が必要であり,白亜紀の大海進などに伴って海食準平原が形成されたと推論されている。
執筆者:豊島 吉則・米倉 伸之
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

