ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浸炭法」の意味・わかりやすい解説
浸炭法
しんたんほう
carburizing
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…新王国時代のハットゥシリ3世(在位,前1275ころ‐前1250ころ)は,アッシリア王と思われる外国の君主に,依頼された良質の鉄の提供を在庫品がないことを理由に断り,その代りに一振りの鉄剣を送付するという手紙を書いている。この手紙は,当時のヒッタイトに他国がうらやむ高度の製鉄技術,おそらく浸炭法による製鋼技術の開発と厳重な鉄の国家統制,技術の国外流出に対する強い警戒心の存在を証しているとされてきた。この解釈はまた,前12世紀の鉄器時代の到来を,独占されていた技術がヒッタイト帝国の滅亡によって拡散した結果としてうまく説明しているので,広く受け入れられてきた。…
※「浸炭法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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