浸種(読み)しんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「浸種」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅ【浸種】

〘名〙 農作物種子、または蚕種淡水にひたすこと。種子の場合は水分を吸収させ発芽を促進するため、蚕種の場合は弱いものを殺し、病菌の付着しているのを洗い落とすために行なう。〔陸游‐旬日公事頗簡喜而有賦詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「浸種」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅ【浸種】

種子の発芽を促進するために、種子を水に浸すこと。たねひたし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android