消衰効果(読み)しょうすいこうか(その他表記)extinction effect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「消衰効果」の意味・わかりやすい解説

消衰効果
しょうすいこうか
extinction effect

X線電子線 (→電子ビーム ) の結晶による回折強度が,結晶内でただ1回だけ入射線が回折したときの値より小さくなる現象完全結晶で1回の回折による回折波が同じ格子面で再び回折するために回折波の強度が減少することを一次効果,モザイク構造単結晶において入射線が回折を起した分だけ減少するのを二次効果という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む