モザイク構造(読み)モザイクこうぞう(その他表記)mosaic structure

最新 地学事典 「モザイク構造」の解説

モザイクこうぞう
モザイク構造

mosaic structure

結晶によるX線の回折理論の研究に際し,C.G.Darwinにより提出された結晶組織のモデル。単結晶は多くの微結晶からなり,各微結晶の方位はほとんど同一ではあるが,わずかな角度範囲に分散していると考える。かつ各微結晶内での原子の配列は完全に三次元的に規則正しいと仮定する。

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参照項目:理想的モザイク結晶

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関連語 モザイク結晶

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モザイク構造」の意味・わかりやすい解説

モザイク構造
モザイクこうぞう
mosaic structure

通常の方法でつくられた単結晶にみられる構造で,互いに少しだけ方位の違った微小結晶の集合体のことである。微小結晶間の境界は多結晶における結晶粒界と異なり,転位の配列あるいは網目から成り立つ。刃状転位の配列によって両側の結晶の方位が少し傾き,螺旋転位の網目によって両側の結晶の方位が少しねじれる。

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