消費単位(読み)しょうひたんい(その他表記)consumption unit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「消費単位」の意味・わかりやすい解説

消費単位
しょうひたんい
consumption unit

世帯の家計消費を厳密に比較しようとする際に用いられる一種の換算率。 E.エンゲルによって考案された。家計費世帯員の数,年齢職業などの差異に応じて変るため単に家計費を比べるだけでは正確な比較はできない。そのため平均的な個人基準として換算率 (修正要素) を決め,異質な要素をもつ世帯員を平均的な個人単位に換算する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android