涙液分泌抑制点眼剤(読み)ルイエキブンピツヨクセイテンガンザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「涙液分泌抑制点眼剤」の解説

涙液分泌抑制点眼剤

製品名
《オキシブプロカイン塩酸塩製剤》
オキシブプロカイン塩酸塩(日東メディック、千寿製薬武田薬品工業
ネオベノール(日本点眼薬研究所)
ベノキシール(参天製薬
ラクリミン(参天製薬)

 涙液の分泌を抑制する作用がある薬で、分泌性流涙症りゅうるいしょうの治療に用いられます。


 ショック症状が現れることがあります。また、刺激感などの過敏症状がおこることがあります。このような症状がおこったときは、仕様を中止してただちに医師に相談してください。また、びらん、混濁剥離はくりなどの角膜障害結膜充血といった症状が現れることがあります。


①点眼液で、1日2~5回の点眼が原則です。1回の用量は医師・薬剤師の指示を守ってください。


②過去にこの薬や麻酔剤を使用して過敏症状が現れたことがある人は、原則として使用することはできません。


妊婦あるいは妊娠している可能性のある人は、必ず医師に報告してください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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