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結膜 けつまくconjunctiva

翻訳|conjunctiva

6件 の用語解説(結膜の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

結膜
けつまく
conjunctiva

眼瞼の後面と眼球の前面をおおう薄い膜で,両者を結ぶ膜であるためこの名がある。瞼結膜,球結膜,円蓋部結膜の3部より成る。眼瞼の運動 (まばたき) や眼球の運動を円滑にする粘膜である。

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百科事典マイペディアの解説

結膜【けつまく】

眼瞼(がんけん)(まぶた)の後面をおおい,反転して眼球前部の表面を角膜の縁までおおっている粘膜。眼瞼結膜と眼球結膜に分けられ,その移行部を結膜円蓋と呼ぶ。涙路となる。
→関連項目フリクテン目やに流行性角結膜炎

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世界大百科事典 第2版の解説

けつまく【結膜 conjunctiva】

眼球とまぶたを結びつけ,まぶたの裏打ちをする粘膜。眼球運動やまばたきを滑らかに行わせる。強膜上の結膜を球結膜,まぶたの裏,瞼板上を覆っている部分を瞼結膜,両者の移行接続部を円蓋部結膜という。瞼結膜は瞼縁部で皮膚の上皮に移行し,球結膜は角膜輪部角膜上皮に移行する。また瞼裂部を入口として,結膜と角膜でつくられる大きなくぼみを結膜囊conjunctival sacという。主涙腺は上方円蓋部に,副涙腺は多くは上方,一部が下方円蓋部に開口し,を分泌する。

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大辞林 第三版の解説

けつまく【結膜】

まぶたの裏面と眼球の白目の部分を角膜辺縁までおおっている薄い膜。色素が少なく、角化しないため、血管が透けて見える。 〔オランダ語 bindvlies を bind (結)と vilies (膜)とに分け、漢字をあてた訳。「解体新書」(1774年)にある〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

結膜
けつまく

上下の眼瞼(がんけん)(まぶた)の裏側を覆い(瞼結膜)、奥で折れ返って眼球の強膜を覆う(球結膜)粘膜である。折れ返る部分を円蓋(えんがい)部という。眼瞼と眼球を結ぶ粘膜ということから名づけられた。結膜上皮は角膜上皮に連続しているが、角膜周囲付近は重層扁平(へんぺい)上皮、その他では円柱上皮である。角膜と結膜で袋状に囲まれたスペースを結膜嚢(のう)というが、ここには涙腺(るいせん)から涙が分泌され、いつも湿潤状態にある。球結膜の鼻側部分は厚い肉色をしたひだとなり、半月皺襞(しゅうへき)という。また、結膜上皮層には杯(さかずき)細胞という粘液を分泌する細胞がある。結膜下層の結合織を結膜下組織とよび、球結膜では角膜周囲を除いて粗であり、眼球運動を妨げないようになっている。[内田幸男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の結膜の言及

【目∥眼】より

…眼球の構成要素のうち,網膜,視神経,色素上皮,毛様体と虹彩の上皮は中枢神経の一部である眼胞optic vesicleがもとになって形成される。水晶体,角膜の上皮,結膜の上皮は外胚葉性の表皮由来であり,角膜の支質と内皮,強膜,脈絡膜,毛様体と虹彩の上皮以外の部分は中胚葉性の間充織由来である。眼胞は前脳胞の側壁の一部が外方にふくれ出したもので,頭部の表皮と接している。…

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