涙道(読み)ルイドウ

デジタル大辞泉 「涙道」の意味・読み・例文・類語

るい‐どう〔‐ダウ〕【涙道】

涙液を目から鼻へ導く道。目がしらにある上下涙点から涙小管を経て涙嚢るいのうにたまり、鼻涙管を経て鼻腔へ排出される。

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精選版 日本国語大辞典 「涙道」の意味・読み・例文・類語

るい‐どう‥ダウ【涙道】

  1. 〘 名詞 〙 目の表面を潤した涙が鼻腔に達する経路。涙点、涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻腔に通じる。〔医語類聚(1872)〕

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世界大百科事典(旧版)内の涙道の言及

【涙】より

…医学的には涙液という。涙の分泌と排出にかかわる器官を涙器lacrimal organといい,涙腺と涙道から構成される。涙腺lacrimal glandは,爬虫類以上の動物にみられる涙を分泌する器官で,ヒトでは上瞼挙筋の腱によって二分され,眼窩(がんか)部と眼瞼部からなる重量約1gの主涙腺と,クラウゼ腺,ウォルフリング腺からなる副涙腺とがある。…

※「涙道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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