法則の辞典 「液底体の法則」の解説 液底体の法則【rule of dispersed amount】 「ゲイ=リュサックの液底体の法則」ともいう.物質の溶解度は,その飽和溶液と平衡に共存している溶質物質(液底体)の量には無関係で,一定の温度では一定となる.だがコロイド溶液の場合には,濃度は共存する液底体の濃度に依存する.こちらは,オストヴァルトの液底体の法則*と呼ばれる(ヴォルフガンク・オストヴァルトの提出したものである). 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報