普及版 字通 「淆」の読み・字形・画数・意味
淆
11画
[字訓] みだす・にごる
[字形] 形声
声符は肴(こう)。肴は骨と肉のまじわるもの。これをうち砕いて煮込んだものは
で
雑の意がある。ものを水に入れてかきまぜることを淆雑という。[訓義]
1. みだす、みだれる。
2. にごる、にごす。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕淆 ニゴリミズ・アハス・ニゴル
[語系]
爻・肴・
・淆he
は同声。
ke
、
(教)ke
kは声が近いが、その字は交木の象に従うもので、肴系統のものといくらか分別がある。[熟語]
淆訛▶・淆混▶・淆溷▶・淆雑▶・淆舛▶・淆
▶・淆紊▶・淆乱▶・淆惑▶[下接語]
混淆・溷淆・叢淆・紛淆
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

