淫精(読み)いんせい

精選版 日本国語大辞典 「淫精」の意味・読み・例文・類語

いん‐せい【淫精】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いんすい(淫水)
    1. [初出の実例]「里人聞きて、往きて虚実を問ひ、並びに彼(そ)の像を瞻(まば)れば、淫精(いんせい)染み穢れたり」(出典日本霊異記(810‐824)中)
  3. 精力
    1. [初出の実例]「精進日を定めて油揚、山のいもにゐんせいをこやし給ふ程に」(出典:黄表紙・色競手管巻(18C後‐19Cか)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む