深川ヶ里(読み)ふかがわがり

日本歴史地名大系 「深川ヶ里」の解説

深川ヶ里
ふかがわがり

[現在地名]三日月町大字織島おりしま字深川

現三日月町の北部山麓部にある。正保絵図に村名がみえる。小城郡五百町いおまち郷の内にあり、嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳では、地米(年貢)一四四石六斗六升五合とある。

村内に天満神社勝妙しようみよう(日蓮宗)がある。勝妙寺は、貞治五年(一三六六)千葉胤泰が同伴した日巌によって開創されたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android