岩石学辞典 「深成変成作用」の解説 深成変成作用 高度の広域変成作用では,片麻岩組織となるよりも,白粒岩,チャルノック岩,榴輝岩などのように,片麻状構造よりも寄木状組織(granoblastic)をとる岩石が発達するのが特徴である.このような変成作用が深成変成作用[Harker : 1889, Sederholm : 1899, Spry : 1969].深部の条件下では変成作用は変成岩と火成岩の移行する部分なので従来の岩石学では扱いにくく,深成変成作用は広く使用されている語ではない. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報