榴輝岩(読み)リュウキガン(その他表記)eclogite

岩石学辞典 「榴輝岩」の解説

榴輝岩

オンファサイト(omphacite,翡翠(ひすい) 輝石─透輝石系の輝石)とパイロープに富む石榴石からなる密度の大きい緻密な粒状の岩石で,時に層状で産出.岩石の化学組成は斑糲(はんれい)岩や玄武岩に近い[Hauy : 1822, Harker : 1932].初生的な鉱物には石英,藍晶石,エンスタタイト,橄欖(かんらん)石,ルチルなどがあり,構成する鉱物類は非常に高い圧力下で形成されたと考えられている.この岩石のオンファサイトは緑色角閃石に変わるものがあるため,かつて榴閃岩と命名されたことがあり,eclogiteを榴閃岩と訳したのは小川琢治と思われる[小川 : 1900].榴は石榴(ざくろ)石を,輝は輝石を,閃は角閃石を意味している.榴閃岩の名称は不適当である.ギリシャ語のeclogeは選択,選抜,えり抜きなどの意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「榴輝岩」の意味・わかりやすい解説

榴輝岩
りゅうきがん

「エクロジャイト」のページをご覧ください。

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