深成論(読み)しんせいろん(その他表記)plutonism

岩石学辞典 「深成論」の解説

深成論

(1) 地下深部でできたマグマの地表への噴出,地殻内への貫入などと,それに伴う地殻深部で起こる様々な過程.(2) 地質学では地球の歴史の上で深成岩や火山岩の活動は重要な役割を果たしてきたとされている.高温の流動的な岩石物質から花崗岩などの深成岩が形成されたという考えはハトンが18世紀後半に発表し,plutonismの語を用いた[Hutton : 1795, Read : 1948].すべての岩石はマグマから固結したという説が岩石火成説あるいは深成論である[渡辺編 : 1935].Plutoはギリシアの地獄の神のこと.

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関連語 端山

最新 地学事典 「深成論」の解説

しんせいろん
深成論

plutonism

地球内部が高温であることに地質現象の根本的原因を求める学説。火成論とも。J.Huttonがその創始者。18世紀末~19世紀初め,A.G.Wernerの水成論と論争し勝利。plutonismを深成活動の意に用いることもある。

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