深津庄(読み)ふかつのしよう

日本歴史地名大系 「深津庄」の解説

深津庄
ふかつのしよう

近世の深津村・いち村付近の地にあった荘園。貞観一四年(八七二)三月九日付の貞観寺田地目録(仁和寺文書)に「備後国庄一処 深津庄地九十五町 浜六町 山八十九町」とみえる。貞観年中に摂政藤原良房を檀那として山城深草ふかくさ(現京都市伏見区)に建立された貞観じようがん寺に同九年右大臣藤原良相が施入したもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android