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檀那【だんな】
サンスクリットのダーナの音写。布施(ふせ)と訳す。在家の修行徳目の重要な一つで,六波羅蜜の第1位。転じて檀越(だんおつ)の意味に混用される。
→関連項目御師
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だんな【檀那】
サンスクリットdānaの音訳で,布施の意。梵語と漢語を合わせて檀施とも記す。また布施する人を意味する檀越dāna‐patiと混用され,寺院や僧尼に衣食住を施与する信者を,僧の方から檀那,檀越(だんおつ)という。中国には檀家制度がなく,寺院が特定の檀越に支えられることは少なかったが,貴族豪民には一家の菩提寺を建てて,寺院に与えられた特権を横取りしたり,寺院の質庫に財産を寄託して殖産をはかるものもあった。
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世界大百科事典内の檀那の言及
【布施】より
…サンスクリットdānaの訳で,音訳は檀那である。両語を合わせて檀施ということがあり,布施する者を檀那,檀越(だんおつ),檀家ということもある。…
※「檀那」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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