深見内村(読み)ふかみうちむら

日本歴史地名大系 「深見内村」の解説

深見内村
ふかみうちむら

[現在地名]西方村本郷ほんごう

田谷たや村の北、小倉おぐら川の西岸平坦地にある。中世以来の栃木と日光を結ぶ街道に沿う。西方郷一三ヵ村の一で、「富加見村」と記され西方城の城付領であったという。慶長年間(一五九六―一六一五)田谷村を分村(西方記録)。慶安郷帳に村名がみえ、田五二石余・畑四〇石余、武蔵岩槻藩領。のち下総古河藩領を経て、元禄一〇年(一六九七)から旗本小笠原領となり幕末に至る。天保年間(一八三〇―四四)の家数一一(改革組合村)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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