日本歴史地名大系 「淵之上村」の解説 淵之上村ふちのうえむら 岐阜県:可児市淵之上村[現在地名]可児市渕之上(ふちのうえ)柿田(かきた)村の北、可児川南岸にあり、対岸は伏見(ふしみ)村(現可児郡御嵩町)。明知(あけち)八郷の一。元禄郷帳に淵上村とみえ、旗本妻木領。御嵩(みたけ)宿(現可児郡御嵩町)への助郷高二〇〇石(元禄七年「御嶽町助郷帳」野呂文書)。天保一四年(一八四三)には酒造が始められ、嘉永三年(一八五〇)に酒造株を引受けた当村宗七は、水車や酒造について村方と証文(渕之上区有文書)を取交わしている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by