日本歴史地名大系 「淵尻村」の解説 淵尻村ふちじりむら 宮城県:古川市淵尻村[現在地名]古川市淵尻遠田(とおだ)郡西端部にあり、西と南は曲りくねった江合(えあい)川に接し、対岸は志田郡江合村・福沼(ふくぬま)村、東は上埣(かみぞね)村、北は富長(とみなが)村と接する。丘陵上にある淵尻遺跡は南小泉式の土師器も出土した古墳。寛永九年(一六三二)四月一七日の二通の伊達忠宗領知黒印状(伊達家文書)によれば、淵尻村のうちで、一三貫七三九文と同所起目一一八文が伊藤弥兵衛に、一三貫文と同所起目一一五文が小島伝右衛門に与えられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by