添い果つ(読み)そいはつ

精選版 日本国語大辞典 「添い果つ」の意味・読み・例文・類語

そい‐は・つそひ‥【添果】

  1. 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙つまでも離れないで、そばにいる。特に、夫婦になって一生暮らす。そいとげる。
    1. [初出の実例]「親なればとて、そひはつべきにもあらず。来世にてむまれあふべし」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
    2. 「つまといふものは、もと他人なれども、きえんにひかれて夫婦となる。されば、一生そひはつるものなるを」(出典:仮名草子・好色袖鑑(1682)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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