添石(読み)ソエイシ

デジタル大辞泉 「添石」の意味・読み・例文・類語

そえ‐いし〔そへ‐〕【添(え)石】

主な庭石に添えて置く石。
風で屋根が飛ばされないように重しとして置く石。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「添石」の意味・読み・例文・類語

そえ‐いしそへ‥【添石】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 庭などで、主な石に添えて置く石。〔尺素往来(1439‐64)〕
  3. 風で屋根がとばされないように、屋根に並べて置いた石。
    1. [初出の実例]「板葺きの屋根の算木や添石も温泉町と変りがなかった」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android