デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水卯三郎」の解説 清水卯三郎 しみず-うさぶろう 1829-1910 幕末-明治時代の商人。文政12年3月4日生まれ。母方の伯父根岸友山,箕作阮甫(みつくり-げんぽ)にまなぶ。慶応3年(1867)パリ万国博に日本の美術品を紹介,陶器絵の具,石版印刷器械をもちかえる。東京に瑞穂屋をひらき,洋書や歯科医療器具などを輸入販売。明六社に参加し,仮名文字普及を提唱した。明治43年1月20日死去。82歳。武蔵(むさし)埼玉郡出身。名は直。字(あざな)は子礼。号は蕪軒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例