清水橘村(読み)シミズ キツソン

20世紀日本人名事典 「清水橘村」の解説

清水 橘村
シミズ キツソン

明治〜昭和期の詩人



生年
明治12(1879)年5月19日

没年
昭和40(1965)年10月2日

出生地
茨城県水戸市

本名
清水 孝教

別名
易号=高木 乗

学歴〔年〕
小学校中退

経歴
貧苦の中で独学、明治31年上京して「文庫」に投稿、翌年詩文誌「桜州之青年」記者となり、横瀬夜雨詩集夕月」を刊行。34年処女詩集「野人」を出版、38年「国詩」を発行。正富汪洋共著の「夏ひさし」、次いで41年第2詩集「筑波紫」、晩年に「鴉の蒔いた草花」を刊行した。後半生は刀剣、歴史、運命学の研究に励み、易号・高木乗の名の著作がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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