清濁併せ呑む(読み)セイダクアワセノム

デジタル大辞泉 「清濁併せ呑む」の意味・読み・例文・類語

清濁せいだくあわ

心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「清濁併せ呑む」の意味・読み・例文・類語

せいだく【清濁】 併(あわ)せ呑(の)

  1. 心が広く、善悪ともあるがままに受け入れる。度量が大きいこと。
    1. [初出の実例]「清濁併せ呑むと云ふ次第でもあらうか。恥も外聞もない彼等の行為は」(出典:少年行(1907)〈中村星湖〉二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android