清玄寺村(読み)せいげんじむら

日本歴史地名大系 「清玄寺村」の解説

清玄寺村
せいげんじむら

[現在地名]井波町清玄寺

蓮代寺れんだいじ村の西、大寺おおでら山北麓に位置。西大谷にしおおたに川が西流する。もと清源寺と書いた(元禄一四年「村名由来書」川合家文書)。慶長八年(一六〇三)の中川宗重等連署裁許状(越中古文書)に村名がみえる。正保郷帳では高一六九石余、田方一一町一反余・畑方二反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一九四石・免五ツ四歩、小物成は山役一六四匁(三箇国高物成帳)。所属組は志観寺村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android