清癯(読み)せいく

精選版 日本国語大辞典 「清癯」の意味・読み・例文・類語

せい‐く【清癯・清

  1. 〘 名詞 〙 やせていて姿のすがすがしいこと。ほっそりとみめよくやせていること。
    1. [初出の実例]「古貌分明画羅漢尨眉雪頂顔清」(出典:東海一漚集(1375頃)一・寄智通講師)
    2. 「野鄙なる人相、才慧なる眸神、或は扁鼻猫額亦隆準清癯(セイク)あらゆる骨相標本を集めたるが如き此夥伴(なかま)」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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