清見寺紀行(読み)せいけんじきこう

日本歴史地名大系 「清見寺紀行」の解説

清見寺紀行
せいけんじきこう

一冊 山田貞実

成立 天保一四年跋

版本 東北大学附属図書館ほか

解説 駿府城守衛の任にあった山田貞実(役職名は不明)が、古事を訪ねて名所旧跡、土地の風俗村里山川有様を細かく調べるようにとの命を受け、文政六年五月末日に清見寺を訪れた際の一日の旅行記。本文には著者が詠んだ短歌四六首のほかに、友人らの作の漢詩などもみえる。草薙社図・追分村街道図・清見寺図・清水湊遠望図などの挿画一四点がある。

活字本静岡県史」資料編一五

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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