古事(読み)フルコト

デジタル大辞泉 「古事」の意味・読み・例文・類語

ふる‐こと【古事/故事】

後世は「ふるごと」とも》昔あったこと。昔から伝えられている事柄故事こじ
「昔の―ども言ひ出で」〈更級

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古事」の意味・読み・例文・類語

ふる‐こと【古事・故事】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世は「ふるごと」とも )
  2. 古い昔の事柄。昔の出来事
    1. [初出の実例]「かの、あさましかりし、世のふる事を、聞き置き給へるなんめり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)初音)
  3. 昔から伝えられた、由緒(ゆいしょ)ある、また、前例とすべき事柄。
    1. [初出の実例]「よろづにあはれなりしふるごとを〈略〉かなしくおぼゆれば」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む