ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清議報」の意味・わかりやすい解説
清議報
せいぎほう
Qing-yi-bao; Ch`ing-i-pao
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…のちに不定期刊となる。日本に亡命していた梁啓超は,自分の編集した《清議報(せいぎほう)》を1901年(光緒27)12月,100期で停刊にしたが,翌年2月,それを受けついで,《新民叢報》を横浜で創刊した。その編集には,ほかに韓文挙,蔣智由,馬君武らがあたった。…
… 変法が西太后ら頑固派のクーデタにより挫折すると,彼らの追及をまぬがれて日本に亡命した。同年10月,横浜で旬刊誌《清議報(せいぎほう)》を創刊し,保皇と君主立憲を宣伝し,また国際情勢と中国瓜分(列強による分割)の危機を鋭く指摘した。1902年2月,誌名を改めて《新民叢報》(半月刊)と題し,スペンサー流社会進化論とルソーの天賦民権論にもとづき,ほとんど共和主義に近い民権思想を政論,哲学,文学などの諸分野を通じて宣伝した。…
※「清議報」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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