渋柿浜村(読み)しぶかきはまむら

日本歴史地名大系 「渋柿浜村」の解説

渋柿浜村
しぶかきはまむら

[現在地名]大潟町渋柿浜

北国街道に沿った日本海沿岸の村で、北東上小船津浜かみこぶなつはま村、南西潟守かたもり新田と接する。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図に「御料所柿崎分志ふ柿村 下」とみえ、本納一八石九斗七升・縄高二石三斗九升、家一一軒・三五人とある。また南方海沿いに「柿崎分おかふ山村 下」が描かれ、本納五石一斗・縄高五斗、家三軒・一一人とある。正保国絵図に「渋柿浜村 四十二石」と記される。天和三年郷帳では「犀浜中」三六八石八斗余のなかに含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android