渡が付く(読み)わたりがつく

精選版 日本国語大辞典 「渡が付く」の意味・読み・例文・類語

わたり【渡】 が 付(つ)

  1. 交渉が成り立つ。話し合いがつく。
    1. [初出の実例]「女いしゃわたりがついてやめに成」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))
  2. 仲裁がはいって喧嘩などのおさまりがつく。
    1. [初出の実例]「川向喧𠵅 はてしなき水かけ論の川むかひわたりもつかで腹をたつ波」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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