渡が付く(読み)わたりがつく

精選版 日本国語大辞典 「渡が付く」の意味・読み・例文・類語

わたり【渡】 が 付(つ)

  1. 交渉が成り立つ。話し合いがつく。
    1. [初出の実例]「女いしゃわたりがついてやめに成」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))
  2. 仲裁がはいって喧嘩などのおさまりがつく。
    1. [初出の実例]「川向喧𠵅 はてしなき水かけ論の川むかひわたりもつかで腹をたつ波」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む