渡切(読み)わたしきり

精選版 日本国語大辞典 「渡切」の意味・読み・例文・類語

わたし‐きり【渡切】

  1. 〘 名詞 〙一定額の金銭などを)渡したままにすること。特に、国の会計上、郵便局など特殊な経理を必要とする官署について、一定の金額で事務費を支弁させるため経費を支給すること。後日精算の必要はなく返納または追給も行なわれない。〔会計法(1947)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む