渡合(読み)わたりあい

精選版 日本国語大辞典 「渡合」の意味・読み・例文・類語

わたり‐あい‥あひ【渡合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 渡り合うこと。やりあうこと。
    1. [初出の実例]「駒には責任の重い取組であるが、激しい渡合(ワタリア)ひの後、駒はともかくも勝を収めて」(出典:相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉常陸、梅時代から太刀、駒時代へ)
  3. 了解を得るように交渉すること。渡りを付けること。
    1. [初出の実例]「更に親分なるものに渡り合(アヒ)を付けざるべからず」(出典:社会百方面(1897)〈松原岩五郎足尾銅山)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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