渦巻管(読み)ウズマキカン

関連語 蝸牛殻 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「渦巻管」の意味・わかりやすい解説

渦巻管
うずまきかん

内耳一部で、解剖学名では蝸牛(かぎゅう)管とよぶ。カタツムリの殻のような螺旋(らせん)状の骨性道の中に収められた膜性管で、2回半の渦を巻いている。

[嶋井和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む