温とい(読み)ヌクトイ

デジタル大辞泉 「温とい」の意味・読み・例文・類語

ぬくと・い【温とい】

[形][文]ぬくと・し[ク]あたたかい。ぬくい。
「若い女子とでなければ―・う睡られん齢になって」〈魯庵破垣

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精選版 日本国語大辞典 「温とい」の意味・読み・例文・類語

ぬくと・い【温】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ぬくと・し 〘 形容詞ク活用 〙 あたたかい。ぬくい。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「うたた寝をせよとや雪も此冬は降らで学ばぬ窓ぞぬくとき」(出典:狂歌・秋の花(1749))
    2. 「めいぶつまんぢうのぬくといのをあがりまアせ」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)五)

温といの派生語

ぬくと‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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