温まる(読み)ヌクマル

デジタル大辞泉 「温まる」の意味・読み・例文・類語

ぬくま・る【温まる】

[動ラ五(四)]あたたまる。ぬくもる。「風呂で―・る」「臨時収入で懐が―・る」

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精選版 日本国語大辞典 「温まる」の意味・読み・例文・類語

ぬくま・る【温】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. あたたまる。あたたかくなる。ぬくとまる。ぬくもる。ぬくむ。
    1. [初出の実例]「わが鼻は、いたづらにおのが膚にぬくまりたる、柔き蒲団に埋れて、をかし」(出典:龍潭譚(1896)〈泉鏡花〉九つ谺)
  3. 金銭などが手にはいり豊かになる。ぬくもる。
    1. [初出の実例]「今の良人も石倉配下に奔走して運動費に煖(ヌクマ)った事もある」(出典:あたらよ(1899)〈内田魯庵〉)

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