温庭【いん】(読み)おんていいん

百科事典マイペディア 「温庭【いん】」の意味・わかりやすい解説

温庭【いん】【おんていいん】

中国,晩唐の詩人。温八叉とも。字は飛卿。山西省太原の人。素行がおさまらず,まともな官職につけなかった。艶体の詩にすぐれ李商隠と並称された。洗練を加え芸術にまで高めた。《温飛卿詩集》7巻がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む