洗練(読み)センレン

デジタル大辞泉 「洗練」の意味・読み・例文・類語

せん‐れん【洗練/洗×煉/洗錬】

[名](スル)《物を洗い、または練ってよくする意から》
詩歌文章表現を推敲して、よりよいものにすること。「―を極めた文体
人柄趣味などを、あかぬけのした優雅・高尚なものにすること。「―された着こなし」
[類語](1練る練る磨く切磋琢磨磨き上げる練磨するしご/(2垢抜けるソフィスティケート瀟洒しょうしゃ清楚楚楚垢抜け灰汁あく抜け気さくこざっぱりすっきりさらり洒落る小洒落たさばけるスマートシック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洗練」の読み・字形・画数・意味

【洗練】せんれん

心を洗い、性を養う。〔宋書、顧之伝〕(定命論)豈に靈府(心)を澡し、宅(精神)を洗し、に據りて心と爲し、に依りて慮と爲す~に(し)かんや。

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