温泉型金鉱床(読み)おんせんがたきんこうしょう(その他表記)hotspring type gold deposit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「温泉型金鉱床」の意味・わかりやすい解説

温泉型金鉱床
おんせんがたきんこうしょう
hotspring type gold deposit

温泉作用に関係して生成されると考えられる金鉱床。温泉沈殿物中に高品位の金が含有されるスティームポートスプリング (アメリカ,ネバダ州) ,恐山 (青森県) や,地熱発電で分離した熱水の沈殿物に金を多く含むブロードランド,カウェラウ (ともにニュージーランド) ,また温泉中に高品位の金鉱脈が発見された菱刈鉱床 (鹿児島県) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android