温湿布(読み)オンシップ

デジタル大辞泉 「温湿布」の意味・読み・例文・類語

おん‐しっぷ〔ヲン‐〕【温湿布】

温湯に浸してしぼった布で患部を温める治療法。温罨法おんあんぽうの代表的なもの。→冷湿布

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精選版 日本国語大辞典 「温湿布」の意味・読み・例文・類語

おん‐しっぷヲン‥【温湿布】

  1. 〘 名詞 〙おんあんぽう(温罨法)冷湿布(れいしっぷ)
    1. [初出の実例]「上からも氷嚢で頭を冷した。腹に温湿布をする事にした」(出典:和解(1917)〈志賀直哉〉五)

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世界大百科事典(旧版)内の温湿布の言及

【湿布】より

…罨法(あんぽう)ともいう。湿布には温湿布と冷湿布がある。一般に,炎症の盛んな初期には冷湿布,治療の促進を図るためには温湿布が用いられる。…

※「温湿布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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