水または氷を入れるゴム製の袋。頭痛、歯痛などを和らげるため患部に当てたり、高熱時に、体温下降を図るため動脈に近い部位に当てたりする。氷は母指頭大に割り、ざるに入れて水をかけ、角をとる。大人のこぶし大の量の氷と少量の水を氷嚢に入れ、片方の手で氷の入った部分を持ち、もう一方の手で袋をしごくようにして空気を出したあと、口元をねじり、専用の留めゴム(輪ゴムなど)でしっかりと留める。外側の水滴をふいてカバーをかけるが、カバーはガーゼや晒(さらし)などを用い、皮膚に当たるところは枚数を加減して温度調節を図る。凍傷や感覚麻痺(まひ)をおこさないような配慮も必要である。また、局所に平たく安定するように形を整え、一部に重みがかからないというくふうもたいせつである。
[山根信子]
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...